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駄文置場という名の虚無空間です

 

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Category:戦隊

超電子バイオマン 総評 

               超電子バイオマン

 東映youtubeでの配信無事終了を向かえ、つらつらだらだら長々と綴って来た挙句年を越した感想もようやく最終回に到達しました。
 とりあえず幾つかの項目に別けて、それっぽい事をさらっと言おうと思います。


【概要】

 1984年2月4日から放送開始された本作は、スーパー戦隊シリーズ第8作目に当たる作品。
 シリーズ全体を見直した時、特に話題に上がる事が多いわけではない戦隊ではありますが、この時点で既に『戦隊』というスタイルのマンネリ化に対する新たな試みが数多く実施されているのは見逃せないところ。

 シリーズ第6作目に当たる『大戦隊ゴーグルⅤ』以来、第14作目『地球戦隊ファイブマン』までメイン構成を務めた曽田博久さんによる通称『曽田戦隊』は後に繋がるシリーズの重要な基礎と、数々の新機軸を打ち出してきましたが、その中での転換期とも言えるのが本作でした。


【特徴】

 簡単に列挙してみると――

 ●タイトルから外された『戦隊』の冠名
 ●初の女性二人制
 ●敵レギュラー化により各話ゲスト怪人は無し
 ●毎話登場する敵巨大兵器(カンス・メガス)にゲスト怪人のバラエティを持たせる


 などなど、差別化を図りつつも意欲的な挑戦も見られます。特に女戦士二人体制の試みは、初代イエローフォーの失踪事件等を経て、後々に大きく影響を及ぼした歴史的ターニングポイントです。この成功によって内々では「女性だけの戦隊があってもいいんじゃないか」という意見まで出たとか出ないとか。セーラームーンの雛形かなにか?(無知)
 タイトルコールが戦隊メンバーによって読み上げられる方式が固まったのも本作から。あれテンション上がりますからね。



【設定面】

 初期戦隊に特に多く見られる『地球外から来た技術』によって変身しているところが印象的。
 デンジマンやフラッシュマンなども同一の要素ですが、これがあると宇宙マジ=ヤバイパゥワによって"その時不思議な事が起こった"が起こせるため、わりと何でもアリ感が出ますね。ピーボが多様していたバイオ星(アトリーム)でもありましたよ的な説明が出来るのも特徴的。
 実際、「バイオの力」で片付けられている要素が幾つかあり、なんだか分からんがとにかくすごいバイオだ!という感じで納得する事に。

 超電子でバイオと言いつつも不思議系パワー戦隊の装いですが、俗に言う『バイオロジー』――自然科学において、自然に属する対象……すなわち超自然的に存在した『バイオ粒子』を取り扱い、技術転用して『バイオテクノロジー』にしたものこそ超電子頭脳の力なのでしょう。

 第34話『見よ!バイオの力』における新たなバイオスーツ装着時には、戦い抜く心(生きようとする意志)によって発現するバイオの力という描写もあり、"バイオ"の語源であるラテン語の"vivus"(生命のある)に由来した、生命(いのち)のヒーローなのかもしれませんね。ギラリ輝けよ。早くしろよ。

 個人的に面白い対比として、前作『科学戦隊ダイナマン』が"正しき科学の力"で戦う戦隊だったのに対し、次作のバイオマンでは"行き過ぎた科学の力"が描かれているのが興味深い。同じ科学も、すべては扱う者の心次第。心を忘れた科学には地獄の夢しか生まれないとミクロの三銃士も言っていました。



【キャラクター】

 個々のキャラクターのお話は長くなるのでここは割愛。
 というか、個人的に曽田戦隊は戦隊側のキャラ付けはオーソドックスなものが多く、キャラクターの特色は敵側で出している印象があるので、バイオマンも郷さん達よりはドクターマン様のドラマが濃く、感想もギア中心になりやすい傾向でしたね。

 後半、ドラマの焦点がメインの五人ではなく、ドクターマンと郷博士、秀一くんが中心になっていくのも特色かと。それ以前に比べ、ドラマの対象年齢を引き上げたのも曽田脚本の特徴でしょう。

 そんな中、これもまた前作『科学戦隊ダイナマン』における実質的ライバルキャラ、ダークナイトの系譜に入る(と勝手に思っている)アンチヒーローキャラとして登場するバイオハンターシルバも本作を語る上では外せない存在。
 ダークヒーローとして単体で成立しそうなデザインと、対主人公達に特化した存在意義、なるほどハカイダーを意識して造られた訳です。

 『メカと人の心の交流』に関しては今後もシリーズで連綿と取り入れられる要素ですが、敵と味方に分かれてそのテーマを主軸に据えた最初の戦隊という意味では、今も廃れない魅力が詰まっているということの裏付けと成り得るのではないでしょうか。



 ――そろそろ真面目に書くのも飽きてきたので、この辺りで『超電子バイオマン』の総評、〆とさせて頂きましょう。
 

 時代柄、ツッコミどころは多々あるのですが、それらを含めてとても時代の熱量を感じる作品です。ぶっちゃけ大好きな時代であり、この時代にしか出せない魅力があります。

 いつの時代も、時代の空気を貪欲に取り込み、反映し、飽くなき模索と挑戦を繰り返してきたからこそ今日のスーパー戦隊シリーズは36作目を数えるに至ったのだと思います。姿形は変わろうと、その根底に揺るぎなきスーパー戦隊魂が息づき続けている事を、今なお毎週放送される新作と、こうして旧作に触れ続ける日々の中で改めて確認する次第です。

 ありがとうスタッフ、ありがとうバイオマン、ありがとうピーボ……あ、お前最後の回想でミカ忘れてたやろ!!



 孤独の雨に打たれても、瞳は明日を見続けた彼らの戦いは受け継がれ、地球を脅かす大星団とアースフォースに選ばれし5人の特殊部隊戦隊の物語へと移行していくのですが、それはまた別の機会に――。
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