Admin * New entry * Up load * All archives 

駄文置場という名の虚無空間です

 

よし、虚無ろう

09«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»11
このページの記事一覧

    

Posted on --:--:-- «edit»

Category:スポンサー広告

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

tb: --     com: --

go page top

Posted on 06:01:58 «edit»
IMG_20131101_055237.jpg
『映画ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス』
監督:伊藤尚往 脚本:山口亮太 作監:上野ケン



 やっぱりプリキュアのおじいちゃん、おばあちゃんは最高やでえ…


 毎年恒例、心温まる祖父母さん回が、今年は映画枠になりました。


 毎度大なり小なり泣かされている気がしますが、今年も泣きました。おばあちゃんの思い出とか、昔飼ってたペットとかそういう話ホント王道過ぎて困るよねーホントねえ、もうダメなんでずよ"ごう"い"う"の"ばぁ"……(鼻声)


 お話のスケール自体は、例年よりも一回り小さい感じ。とはいえ、重要なのは規模ではありません。その中で何が描けるか……その点において、今年は映像で描かれたもの以上に感じ入るものがありました。


 毎度の如くざーっと箇条書き。ネタバレします。逃げるなら今のうちです。






●初っ端、イラりつクラスタ発狂(夢オチ)

●親子三代で受け継ぐウェディングドレス

●パパさん「マナ好きな子おるのぉぉぉ!?」

●恋愛鈍感生徒会長被害者の会

●お茶会議題「結婚って考えたことある?」

●六花「お医者さんになるから恋なんて全然」「えっ(マナ見ながら)」

●ありす「5歳から65歳までお見合いしてます」「うええええ!?」

●思い出の国の王マシューのキャトルミューティレーション

●ダイナミックセバスチャンクラッシュ

●久しぶりの4人バンク~亜九里「小4は寝てる時間ですわ」

●ダイナミックセバスチャン煙幕→流石セバスチャンだぜ!

●セバスチャン倒れる→世界の終わりだ……

●プリキュア、思い出の中に囚わる

●おばあちゃんと愛犬マロが生きていたあの頃

●ピアノ発表会でお父さんとお母さんに褒められたあの頃

●お父様と初めて一緒にお出かけしたあの頃

●王女様にその名を頂いたあの頃

●幸せな過去、未来に進む事を許されない世界

●それぞれの世界には、"何かが足りない"

●謎の妖精ベベルと、メタルギア妖精ダビィ

●愛は時空を超えるのです!

●マロとの死別

●相田 愛(マナ)という名前

●掌にハート(ラブ)を描いて

●行きな、未来へ

●"あの時"の後悔を愛に変えて、対峙マシュー

●りゅ、流血表現だと……!

●「5分(余裕で)経てしまった……!」

●壮絶!題名のない音楽会の逆襲!

●デンライナー「ミラクルブーケライトパネェ」

●ダイヤモンド「アイちゃんの方がパネェ!」

●おい犬!お前もプリキュアだったのか!?(光ってるの見ながら)

●愛 は 時 空 を 超 え る の で す(回収)

●マナの結婚式

●挑め、巨大なタコさん~進化するCG戦闘~

●\エンゲージ/チョーイイネ サイコーーー

●マロとおばあちゃん、またいつか、会えるよね

●「モチのロンさ」

●君と手と手繋いだら、未来へ繋がるウェディングダンス




 ――思い出して列挙してるだけでもちょいちょい目頭が熱くなります。ベベルの声と犬ってこれアルプスの少女じゃないか?とかそんな事言ってる場合じゃなく、今だからこそ泣ける要素がいっぱいで、お子さんと一緒にお父さんお母さんもうるうる来てしまう出来だったのではないでしょうか。

 実際、自分の隣に座っておられたお子様連れのお母さんが泣いていらっしゃいました。俺も泣いてました。なんだこの空間。


 上記の中でも一際印象深かった点を2つほど。かなりの分量の深読みが含有されています。ご注意下さい。





【恋愛鈍感生徒会長被害者の会】


 相田家の押入れから出て来たウェディングドレスは、おばあちゃん、おかあさんが結婚する時に着ていたもの。マナさんもそれを着たい!と親子三代で受け継ぐことに。「まさかそういう相手がいるのか!?」と焦るパパさんが一番可愛い。


「その時が来たらの話ですよぅ~」と笑うマナさん、実際のところ、恋愛には超鈍感。
 あのまこぴーですら(dis)気付いている二階堂くんの恋愛感情にまるで気付いていない様子。生殺しすぎる。二階堂くんを煽ってた六花さんの、自分で言っといて面白くなさそうな顔が印象的でグヘヘヘ


 しかし、マナさん恋愛事自体には興味あるんですよね。
 氷漬け王女の封印を解く為に岡田がキスする流れになった時も興奮(意味深)してましたし、お泊り会では率先して恋愛話したり。厄介な性格だなあw六花さん苦労人ですわ。






【幸せな過去、未来に進む事を許されない世界】


 それぞれの思い出の中に閉じ込められた4人。人の記憶がフィルムに収めれられていた点を見ても、フィルムを切り貼りする要領でそれぞれが抜け出したくなくなる思い出で"構成"された世界だったと思います。六花とありすがいない等、過去と食い違ってる点もあり。

 マナがメインとなってはいますが、ここでは他3人のドラマに注目します。



●六花さんの思い出……
 これはマナと出会う前の時間に当たるのでは。
 多忙な両親が揃って自分を見てくれる日、大きな舞台で自分の頑張りが認められた記憶は印象的だったのでは、と。今の彼女の努力家な性格を形成した過去のひとつであり、彼女が母と同じ職業を目指す潜在的な一因のようにも思えます。


 深読みですが、「ご褒美に何が食べたい?」と聞かれて「おむらいす!」と答えてご両親が驚くシーン、実際の過去では別の言葉だったのではないでしょうか。
 次第に忘れて行く記憶の中、日頃マナと一緒に食べてるブタのしっぽ亭のオムライスの記憶が口を衝いて出て来たと考えると六花さんらしいな、と。そこから「マナのいる世界に戻る決意」に繋がると思うと、なかなか素敵です。百合最高。





●ありすの思い出……

 六花さんと同時間軸で交差。"お父様とのはじめてのお出かけ"という、ワールドワイドな仕事の両親を持った子特有の嬉しくも少し切ないドラマを短い間に描き出していました。

 お友達はお人形さんだけ。そのお友達も置いて行きなさいと言われて素直に従う幼い姿。その出かけ先が社交界というのもまたお父様……なのですが、故にTV第33話で描かれたマナ達に連れ出された世界で得た彼女の感動と、同話のお父様の娘への理解に繋がっていますね。


 何でもアリの面白超人キャラ扱いなありすですが、少ない過去の描写の中に「彼女にとっていかに友達が大事であるか」が徹底して描かれています。
 本作のお見合い話のシーンでも、今こうやっている事が一番楽しいのですという言葉が彼女にはとても重みのある台詞でした。





●まこぴーの思い出……
 ここが個人的に公開前から最も注目していた点。

 やはり彼女の過去は常にアン王女と共にあり、それ以前というのは1話から今まで一度も描かれていません。
 幼いまこぴーというのは現状存在せず、彼女の至上目的であるトランプ王国の守護・再興は、まさに"そのために生まれた存在"だからなのではとも。


 今回の思い出は現状、彼女の最も過去の姿、王女からプリキュアの名を授かった瞬間。まこぴーはプリキュアになる事、認められた事を最高の幸福の記憶としていました。

 伝説の戦士になる事を至上の喜びとして王女に仕える彼女の在り方は、決してこの映画の中で補完されて完結してはいない、TV本編に連なる点であると期待します。





 こうやって見ると、記憶を忘却していく3人は共通して、両親に、父に、王女様に、そこにいると認めて貰いたい"承認欲求”が垣間見えますね。
 ”愛”は一人では得られないし、生み出せないように、他者がいて初めて成り立つその欲求が満たされる空間とい
うのは、なるほどドキプリらしい罠だったなと。






 一見、今回の敵は古いものに意思が宿って動き出す付喪神的な側面もあり、特別な感じがします。

 しかし、本質的には「人間の自己中心的な思考でまだ使えるのに捨てられてしまった」存在達であり、日頃増幅された自己中心思考の悪意と戦っている彼女達にとって、今回の敵はある意味最大の――それもキングジコチュー達の力も無しに生まれた、人間の未来に進んでいく上で生み出した強敵だった事を強く推しておきたいところ。



 ”未来へ向けて高鳴る彼女達の胸のドキドキ、その中にある感情こそが最大の敵になりかねない


 だからこそ強く自分を律する意思を、夢を、仲間を、目的を、5つの誓いを胸に刻んで行く事が、ドキドキ!プリキュアの肝なのではないでしょうか。



 クラリネットさんの言葉は創世王を思い出させましたが、ハートさんが言い放った「それでも私はあなたに勝つ!」というのは、勝利ではなく、心の在り方を律し続ける事への宣言だったと思うのです。


 今回の話においては、彼女たちの戦いは終わったのではなく、これから子へ、孫へ、受け継がれていくために続く戦いの始まりなのでしょう。

 そうあって欲しいです。彼女たちの物語としても。このシリーズを愛する一人としても。未来に繋げていくために律するべき心を持って作品に接して行こうと改めて思わせて頂きました。




 ――そんなわけで、えらく長くなりましたのでここで〆ます。


 全体的に素晴らしかったのですが、中でもロ六花ちゃんは素晴らしかったです「首輪がついてないからきっとそぅね…」あたりの言い方でうおおおおおかわいいぞうおおおおおってなってました。「おむらいす!」は着信音にしたい。


 配分としてはエースが割を喰ってましたが、TVありきの場面の数々は、やはり一年という長いスパンをかけて見ていく作品にこそ相応しい楽しさであり感慨深さ。


  テレビはいよいよラストクール、色んなものが残っていますが、どうなるか本当に楽しみにしています。


 あ、来年もあるそうですよ、奇跡の大集合。俺はもうそれだけで今日を未来へ繋ごうと思えるんだ…




映画 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!? 未来につなぐ希望のドレス (講談社のテレビ絵本 1578)映画 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!? 未来につなぐ希望のドレス (講談社のテレビ絵本 1578)
(2013/10/26)
講談社

商品詳細を見る

スポンサーサイト

go page top

 コメント 

go page top

 コメントの投稿 
Secret

go page top

 トラックバック 
トラックバックURL
→http://ykitama.blog.fc2.com/tb.php/181-d4fe7898
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

go page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。