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駄文置場という名の虚無空間です

 

よし、虚無ろう

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Posted on 23:53:39 «edit»

Category:人は微笑み失くすだろう→イェェェイ

『太陽戦隊サンバルカン』総評 

             WS000983.jpg
 1たす2たす1たす2たす?


 シ○ルカン!!



 アカン



 ネタ的にアウトだったのでここまでの事は忘れて下さい。


 東映youtube配信終了致しましたー。一際好きな戦隊のひとつであるサンバルカン、久しぶりに楽しませて貰いましたよ。
 やっぱりカッコイイなあ、太陽戦隊!敵側も好きだし、楽しいったらもうね。

 そんなわけで好きさを垂れ流しつつ長々と感想を。


【概要】

 本作は1981年2月7日放送開始のスーパー戦隊シリーズ第5作。

 北極に基地を構える機械帝国ブラックマグマの侵略に対し、嵐山長官率いる太陽戦隊サンバルカンが立ち向かう、という至極オーソドックスにして王道の戦隊物。

 土曜の夕方6時という、そろそろ太陽が沈んだ頃から放送してました。


 作風は第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』の明るさを継承しつつ、バラエティに富んだ侵略方法は前作『電子戦隊デンジマン』の色合いと言ったところ。
 サンバルカン体操などの要素も含め、明朗快活なノリは初期戦隊でも際立っている方かと。太陽のように明るい感じが作品雰囲気からも感じられますね。


 原作は言わずと知れた八手三郎。
 強敵。


 プロデューサーに吉川進さんと鈴木武幸さん。
 吉川さんといえば80年代頃からの特撮、戦隊シリーズ、メタルヒーローシリーズ、そしてパワーレンジャーの立ち上げにまで尽力なさった御方。この方の卓越したプロデュース力で多くの名優や名スタッフがシリーズで活かされて来た事は言っておかねばなりません。
 
 鈴木さんは、本作がシリーズ初参加。
 以降、次作『大戦隊ゴーグルファイブ』から『超力戦隊オーレンジャー』までプロデューサーとして関わられた80年代戦隊を代表するP。アニメだと『闘将ダイモス』『未来ロボ ダルタニアス』『サイボーグ009(79年版)』辺りが個人的に馴染み深いですね。


 パイロット監督は竹本弘一監督。
 今なお続く『仮面ライダーシリーズ』『スーパー戦隊シリーズ』、その始祖である『仮面ライダー』と『ゴレンジャー』の両パイロットを務めた大監督その人。
 ゴレンジャー~サンバルカンまで、パイロットをすべて手がけられており、本作が戦隊シリーズとしては最後に携わられた作品となります。
 ジャッカー打ち切りによるシリーズ唯一の中断時期においても、後番組の『透明ドリちゃん』、戦隊のお約束の基礎を組み上げた『スパイダーマン(東映版)』でも監督を務め、シリーズを外から中から支えてくれた偉大なる御方。
 アキバレッド辺りは名前を聞いただけで印籠を前にした悪党並に平伏するはずです。俺もします。


 メイン構成は上原正三さん。
 アニメ・特撮好きでこの方の作品を見た事がない人は少ないでしょう。竹本監督同様、ゴレンジャー~サンバルカンまで、ドリちゃんやスパイダーマンにおいてもメインライターを手がけられた方。
 『帰ってきたウルトラマン』等に代表される円谷作品側で手腕を奮い、やたらと東京を攻め立てておられました。昨今は戦隊と肩を並べる機会も増えた『宇宙刑事シリーズ』三部作も上原さんによるもの。シャイダーに関しては驚異の全話1人脚本。ハンパネー



 そんな80年代初頭の本作は『第二のシリーズ基盤』的立ち位置にあるかと。
 ゴレンジャーが"基礎"ならば、サンバルカンは"戦隊シリーズがブランド力を持った最初期のイメージのひとつ"と言った印象。

 アニメーションにおけるパロディに使われる戦隊のイメージは、今なおこの時代を意識したものが多い気がしますね。
 パロネタとしては飛びぬけて有名な『愛國戦隊大日本』の知名度も手伝っての事でしょうが、現行戦隊へと通じるフォーマットを築き上げた前後作『デンジマン』『ゴーグルファイブ』を含め、この時代が各方面のクリエイターに刻み付けた"戦隊っぽさ"は強烈だった事が伺えます。



【特徴】

 シリーズでも比較的知名度の高い本作ですが、それも頷ける程に特徴が多いです。

 以下、列挙。

●シリーズ初の三人戦隊にして現状唯一、全員男の男子校みたいな戦隊
●シリーズ唯一、リーダーであるレッドが(NASAのせいで)交代
●シリーズ初、三つの心がひとつになる複数メカの合体ロボ
●シリーズ唯一、前作と地続きとなる世界観
●前作から敵が続投
●前作から犬要素まで続投
●前作よりさらに熾烈を極める敵側の内部抗争
●敵組織に顔出し男幹部がいない
●敵も味方からも超高評価されるジャガーバルカン
●しかし商業的メインアイテムが母艦からロボへ
●戦う時は太陽が照ってる尋常じゃない晴れ男軍団
●長官の存在感が圧倒的すぎィ!


 などなどete,ete……細かく言えばまだありますが、大雑把に言うとこんなところ。

 ドキ!男だらけの男戦隊!というのは昔結構好きな要素のひとつでしたが、当時の女児視聴者からは不評だったようで。そらねえ。
 白バラ仮面なんかもいましたが、この点は反省が活かされ、2013年現在まで女性抜きの戦隊は出てません。


 レッドが前半の大鷲から飛羽へと交代する事に関しては諸説囁かれていましたが、これに関しては演者自身も突然の事だったそうで。
 当時の戦隊における役者の契約期間が半年だったこと、所属事務所移籍による都合が重なったとか。個人的にはNASAの陰謀説を提唱します。


 もっとも特徴的なデンジマンとの地続き感は初期戦隊ならではの特徴ですね。デンジマンの面々がカメオ出演する予定があったというのは有名な話。

 tokkunn.jpg
※画像は有名な特訓シーン

 へドリアン女王に始まり、デンジ星人の子孫なども出てくるため、結構濃厚な要素だったり。サンバルカンVSデンジマン的な映画とか観たかった。


 終盤に展開される上原脚本お得意の敵組織内部抗争は、本作の大きな見所のひとつ。
 今見ても素晴らしい潰し合いでした。信頼で結ばれたサンバルカンとは対照的に、不信の種が芽吹けば一気に崩壊する敵組織という対比は面白い点です。

 内部抗争が主軸となるドラマは、前作デンジマンの後半から登場したバンリキ魔王の存在がありますが、今回はさらにスケールアップして書かれており、各々方の熱演も合わさって見ごたえ充分。たのしかった!(小学生並の笑顔)



【キャラクター/キャスト】


 例によってメインキャラだけに絞って。ごめんね山田くん。違うわ、助八どん。
 サンバルカンの面々は、演じた役者さんと下の名前が共通している事が有名です。実に覚えやすいですね。


 大鷲 龍介(演:川崎 龍介)/初代バルイーグル。
 世界の平和よりも大事な事がきっとある!という我が道を珍走するNASAの召集により名誉の脱退をするに至り、歴史に名を残したレッド。近年、NASAの正体が八手三郎であった事が判明。
 地球平和守備隊の空軍将校。チェンジマンの先輩。「空を飛ぶために生まれてきたような男」とまで言われており、一歩間違えればネオショッカーに改造されかねません。

 前半のバルイーグルとして活躍する彼ですが、今見るとかなりメイン回が少ないというか、前半にサンバルカン三人のキャラの掘り下げをほとんどしないので何ともオーソドックスなイメージ。しかし、バルイーグルの姿のまま民家に聞き込みに廻るなど、大空のように広い常識を持った存在でした。


 飛羽 高之(演:五代 高之)/二代目バルイーグル。
 着任早々無茶なアクションを延々要求されるかわいそうな御方。大鷲の同期で剣の達人であり、後に続くレッドが剣系の武器を持つに至るのは大体この人のせい(おかげ)。

 傲慢かもしれないが自分の名前を付けずにはいられなかった様子の必殺秘剣『飛羽反し』に始まる剣技の数々はカッコイイの一語。
 専用武器を持たなかったサンバルカンで唯一の専用武器持ち。しかもポン刀。そのため、アマゾンキラーやイナズマギンガーとの剣戟など、アクションの中での見せ場は多々ありましたね。

 超名曲挿入歌『夢の翼を』は飛羽の活躍シーンで流れますが、歌詞的には大鷲にも通じるものがあります。
 そういう意味では、空に羽ばたく夢へと戻った大鷲と、世界平和への夢を継いだ飛羽のダブルテーマソングと考えるとハマってる気もしたり。
 (『ガオVS戦隊』では"剣の戦士"の紹介テーマとして使用されていたので、やっぱり飛羽の歌っぽいですがw)


 鮫島 欣也(演:杉 欣也)/バルシャーク。
 目立たない事に定評のある元海軍将校で海洋学者。
 あまりバックボーンが描かれない面々の中、やっと過去話が!と思ったらクッソ重い過去を背負っていらっしゃって気持ちが海のブルーになるんでーすー。
 豹とセットである事が多く、学者らしい知り合いがいたりと役立ちそうなキャラなのですが、上には上(長官)がいるため、そこまで活躍の場が与えられなかったのが寂しいところ。

 個人的にはイーグルとパンサーに、人質を安全な場所まで連れて行くように頼まれ「おう!」と応えた1秒後のカットで三人揃って敵の前に登場した事から、三人の中で一番素早いか、人の話を聞かないクセがあるんだなあと思いました。


 豹 朝夫(演:小林 明夫)/バルパンサー。
 本作のマスコットキャラ。犬のシーシーと同レベルのマスコット力。むしろちょっと負けてる可能性。
 実はメンバー唯一の10代。レンジャー部隊だけあってその身体能力はまさに豹。大ちゃんが築いた『戦隊の黄色はカレー好き』のイメージをさらに強固なものにしたカレーキチ。
 (しかし撮影に使ってたカレー、あんまり美味しくなかったとかどっかで聴いたような……w)
 
 前半では一番メイン回が多いと思われます。子供相手の話などはお手の物で、コミカルなキャラ付けのムードーメーカーでした。親父は小林亜星。マジモンの親子。親子出演回は面白かったですね。


 嵐山 大三郎(演:岸田 森)/最強。
 影の主人公。太陽戦隊長官にして、ロボット工学の権威。戦略家であり、スナックサファリのマスターであり、料理人であり、子供の遊びも達者で先祖は忍者でサンバルカンを差し置いてラスボスまで倒します。

 愛すべき名優・岸田森さん最後のレギュラー番組の役柄。
 常に沈着冷静、敵の上を行く読みを発揮する頼りになる存在。というか、戦隊最強司令官枠に名を連ねる一人。地球が救えたのも大体この人のおかげ。
 最終決戦間際、誘拐された一人娘・美佐の安否を信じて震える手でサングラスをかけるシーンは、岸田さんの演技が光る名シーン。全能の神に相対しても、精神面において決して最後まで屈服しませんでした。岸田さんカッコイイ!大好き!!



 以上、メインキャラのお話でした。

 ブラックマグマ側も個性豊かな存在が揃ってましたね。

 飯塚昭三さんの演じるセガサターンことヘルサターン総統。

 ベーダー一族の生き残りとして復活、総統曰くぴちぴちおばさん、曽我町子さんのへドリアン女王。

 脚本の上原さんのお気に入りである賀川雪絵さん演じる銀河無職の宿無し幹部アマゾンキラー。

 テーマソングまであるゼロガールズに、波乱を呼び込む強敵イナズマギンガー。



 どのキャラも際立っており、内部抗争の折は実にそれぞれのキャラが活きていましね。
 特に試行錯誤の上で投入されたキャラであるアマゾンキラーの存在感は、賀川さんの熱演もあって見事でした。劇場版、終盤、そして散り際と、思わずサンバルカンとともに敬礼を送りたくなる強敵でした。カッコイイ。



 ――というわけで、ここらで太陽戦隊サンバルカンの感想の〆とします。

 今後も多くの後発作品を生み出すに至るシリーズですが、この時代から様々な要素が投入され、あるいは受け継がれ、あるいは消えてゆきます。
 同じフォーマットを貫き続ける上では番組自体も「戦隊というイメージ」の中に集約され、個々の個性が統合、淘汰の末に忘れ去られてゆくものです。

 そんな中で、今なお多くの人が「サンバルカンが好きだった」と言います。現東映の現場スタッフ陣などにも多くいらっしゃるようです。

 他の戦隊も同様に。今へと繋がる作品群のひとつひとつが誰かの「自分中で一番の戦隊」として永遠に輝く太陽でしょう。


 改めて見直す中で、何が当時の子供達の心に残ったのか。それに想いを馳せながら観るのもまた、歴史を刻み続けるシリーズだからこそ出来る贅沢な楽しみ方かもしれません。


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 太陽が燃えている限り――俺達の戦隊魂も燃え続けます。


 ところでサンバルカンロボくんは「太陽剣!オーロラプラズマ反し!」いがいはしゃべらないんですかー?(ドワオくん5さい)

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